6月下旬のある日、起きて台所に立つと排水口周りに小さなハエが群がっている。10匹以上いるだろうか?慌てて退治するがコバエとは違い素早さに劣る。何かと思ったらどうやらチョウバエらしい。
風呂場の排水口周りでもまれに見掛けるが、暑い日が続くからか今年は特に多い。衛生上の害虫ということで見つけ次第退治するのと同時に幼虫の餌になるような汚れを掃除する心構えが大切だ。
参考:お風呂場や洗面所で見かける小さなハエ。それってチョウバエかも?
https://www.earth.jp/gaichu/wisdom/kobae/chobae.html
指先に石鹸の泡を付けて捕えることが出来るとあったので試してみるとハエのくせに動きが鈍い。しかも飛行能力が低いから逃げても近くに着地するので簡単に捕まえられる。お陰で見かけたらすぐに捕まえて、あとは水に流せば終了だ。
網戸の目もすり抜けられる大きさだから朝起きて排水溝周辺で見掛けたら指先で退治するのが日課となっている。(^_^;;

こんなに弱い虫なのに良く現代まで生き延びているものだと感心する。繁殖力が強いのもあるが最大5mmと小さいから蜘蛛の巣には引っ掛からないし飛行能力は低いからツバメといった野鳥の餌食にもなり難いのだろうか?
家の中であればハエトリグモやイモリが天敵になりそうだし、屋外の水辺であればカエルやカマキリがその立場になるのだろうが羽根ばかり大きく栄養価は少なそうだから見向きもされず現状の逃げ足のままで生きていられるとも言える。
AI Deep Searchでチョウバエの天敵を調べてみたが、室内発生時の退治方法ばかり研究されており自然界の生態に関しては詳しく研究されていない様だ。生態を調べれば未来のファーブルになれるかもしれない?
あまりに暑い日が続くから植木の剪定も休止だ。庭の東側に植わっている高さ60cmほどのミカンの木の周囲には他の木が植えられていないからかアゲハチョウが頻繁に産卵する。
一方庭の南側に植わっている120cmほどのミカンの木の周囲には他の木が茂っているせいで気付かないのか目視で幼虫の数が少ない。
60cmのミカンの木に大量の幼虫がいると葉が食べつくされ隠れ場所が無くなり小鳥の餌になってしまうし餓死しかねない。この点は昆虫の本能の限界を感じる。
仕方ないので1cm位に育った幼虫を120cmの方に移住させている。前回終齢幼虫のアオムシ2匹を移住させたところ1週間後に姿を消した。どこかで蛹になって無事羽化することを願っているが、寄生バチの餌食になることもあるから本当に自然の営みは厳しい。
虫を嫌う人は都会に多いが、昆虫の起源は約4億年前のシルル紀末で、人類の最も古い祖先である猿人が二足歩行を始めたのが約700万年前と言うのだから虫は地球における生物の大先輩だ。
しかも2025年7月時点の世界人口は約82.3億人と推計されているが、科学者による推定では昆虫の生息数は約10京匹にのぼると言われている。地球は昆虫の惑星で1人あたり約12億匹の昆虫がいる計算になると言ったら、この暑さも少しは涼しくなるだろうか?(^_^;;。